金融

金融監督

自分の預けている銀行が経営に行き詰まり、預金を返してもらえなくなったら、大変困ったことになります。また、金融という分野は他の産業とは異なり、一つの機関が破たんすると、連鎖反応によって金融システム全体が揺らいでしまうという特徴があります。

そのため、私たちは金機関に対して、日頃からきちんとした経営をしてもらいたいと思います。もちろん、金融機関も経営破綻は避けたいところですから、自己責任でしっかりとした経営を目指すはずですから、破たんの可能性がまったくないとはいえません。そのため、政府が常に金融機関の行動をチェックし、必要とあらば、金融機関に是正措置を求めることになるます。これが、金融監督の役割です。

金融監督は現在、金融庁という役所が担当しています。以前は大蔵省(現財務省)が担当していましたが、大蔵省は金融機関を保護・育成という役目ももっていたので、金融機関に対する監督が不徹底になる傾向があったのです。

ペイオフとは

バブル崩壊後、銀行が破たんするケースがいくつか見られましたが、銀行に預けていた預金がきちんと戻ってくるのでしょうか。戻ってこなければ、私たちは安心して銀行に預金が出来ません。

また、破たんしそうな銀行で取り付け騒ぎが発注すると連鎖反応が起こって金融システムが不安定になります。

金融機関が預金の払い戻し停止、あるいは破たんといった状況に至ったとき、現行制度では、破たん機関の預金者に対して一人当たり一千万円までの元本とその利子の払い戻しが行われることになっています。この払い戻しのことをペイオフと呼びます。


金融と経済の基礎知識