消費者金融

消費者金融とは

消費者金融などの金銭賃借業者は主に消費者に対して個人の信用を担保として、無担保・無保証で
金銭を賃借する業務を担っています。消費者金融以前の金融業界では、個人向けのローンといえば
動産などの担保を要求されるのが一般的で、無担保無保証でお金が借りれるといった制度は存在し
ていませんでした。

しかし、昭和30年頃の高度経済成長期において、サラリーマンの所得があがって個人の信用も増
したことから、社会的なニーズとして無担保無保証による資金の融通制度が開始されたのです。

無担保無保証

無担保無保証とは、それまでは融資をしたお金が返済不能となった場合に備えて、お金を融資する
側が確保する手段である担保も保証人を必要としていたことが、必要としなくなったのです。貸す
人の信用を担保にする融資なので、審査が重要となります。

では、どういった部分を見て融資の可否を決めるのかといいますと、個人の年齢や職業といった属
性と、収入による当該人物の信用力と返済能力を見極めるわけです。

当時は現在のような信用情報機関のような制度はありませんでしたので、対人審査による厳格な見
極めが必要とされていました。

銀行などの金融機関が担保主義に固執していくのに相反し、無担保無保証による消費者金融のシス
テムは、消費者の大きな支持を得ることに成功し、爆発的な広がりを見えていきました。

銀行

個人信用情報機関

ただ、消費者金融の広まりとは対照に、借りたお金が返せなくなる人も増えていき、やがては多重
債務問題として社会問題化していったのです。こういった問題に対処すべく、金融業界は互いの情
報を共有し、返済不能となる顧客の発生を防止するためのシステムを構築しました。

これが現在の個人信用情報機関の始まりです。